<酒蔵の様子>
10月1日は日本酒の日。「全国一斉日本酒で乾杯!」の行事が行われました。今年、奈良県では会場を新たに猿沢池そば、猿沢イン前のウッドデッキ広場で開催されました。
午後1時、奈良県内の各税務署長などご来賓の方々をお迎えし、鏡開きで開始。振る舞い酒と共に、今年は有償で奈良県各蔵自慢の酒が提供されました。この行事を楽しみに参加下さった方々はもとより、通りすがりの観光客も加わり、大勢の人に清酒を楽しんでいただけました。
同日は、尾川欣司氏の旭日中綬章受賞を祝う会が開かれました。尾川氏は、国賓も訪れるル・ベンケイのオーナーシェフ。和風アレンジを加えた創作フレンチで独自の境地を切り開くとともに、国際観光日本レストラン協会会長を長年務められ、業界の発展に尽くされました。北河原公敬・東大寺長老はじめ108名の来賓で、華やかに祝いました。
10月5日と9日、11日、山田錦の刈り取りを行いました。面積は昨年と同じ8反弱。乾燥機の割り振りがある為、三日三回に分けて行います。
今年も戸梶さんが手伝いに来て下さいました。5日は曇天で薄日が射し、絶好の日和。約3反、コンバインの調子も良く刈り取れ、気持ちも楽になりました。9日、11日は2反ずつで無事終了しました。今年は反収がやや上がった上に質も良さそうです。
酒造りが始まりました。今期最初の米洗いは9日。10日は蒸して麹室に引き込みました。麹作り、酒母作りに続き、最初のタンクの仕込は14日に始まりました。この酒は朝搾り生酒、地元流通の濁り酒になります。
写真1:飯田喜代視大和郡山市農業委員長祝辞(旭日中綬章受賞を祝う会)
写真2:戸梶さんの勇姿
写真3:収穫した米袋の手渡し