ロンドン酒チャレンジ銅賞と出穂 vol.129

投稿日:2015年9月12日

<酒蔵の様子>

銅賞ロゴを付けた化粧箱

 8月29日、「ロンドン酒チャレンジ2015受賞酒発表」と題するEMAILを受信しました。内容は、

この度は、「ロンドン酒チャレンジ 2015」に参加いただき誠にありがとうございました。世界各国で活躍する酒ソムリエ達が、厳正に評価判定をくだした審査結果を基に、貴社受賞商品を以下発表させていただきます。
 萬穣 三日踊 銅賞

 思い返せば7月中旬。エントリー募集案内を受け取り、詳細を確認したところ出品酒は8月1日必着とのこと。あわてて酒を梱包し、郵便局に駆け込みました。その場で英文の送り状(INVOICE)を手書きするはめになり、手指は棒になってしまいました。

 それから一ヶ月半。すっかり忘れていましたので先ずびっくり。三日踊は、清酒入門者の女性や外国人を意識して、解りやすい味を追求したものです。それが認められたかと思うと喜びがじわりと広がりました。ワイングラスで飲むと、清酒と言われなければ酸味の少ないワインと思ってしまいます。読者の皆様も是非お試し下さい。

出そろった稲穂(9月10日)

 山田錦という品種は原生品種の性質を持ち、日照時間に反応して成長速度が決まります。そんな訳で出穂は毎年8月31日頃と決まっています。今年の同日は小雨。出穂が遅れるかなと思っていたら、ぱらぱらと出穂が始まり、それから三日ほどで穂は出そろいました。

稲の花(同日)

 今年の秋は足早です。例年9月上旬といえば真夏のような残暑日もあるはずが、今年は最高気温が30度を下回ります。日照時間もやや短いようですが、山田錦の成長は順調です。

写真1:銅賞ロゴを付けた化粧箱
写真2:出そろった稲穂(9月10日)
写真3:稲の花(同日)