やまと郡山の酒 萬穣・朝香・幻鷹

中谷酒造株式会社 
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Vol. 1 (’96/Sep.1)      
特集若社長の中国日記 
 
 天津中谷酒造社長 中谷正人が、市場開拓のために孤軍奮闘しながら見て、聞き、感じた最新の中国情報をお届けします。

 社会主義に於ける計画経済の枠組みを維持しつつ、市場経済を導入しダイナミックな発展を続ける中国。そこにたくましく生きる中国の人々。「若社長」こと天津中谷酒造総経理、中谷正人が中国で日頃見たまま、感じたままを素直にレポートする「若社長の中国日記」。普通のガイドブックでは得難い、じかに見る中国情報を提供する事が目的です。仕事がら中国の各地を回る中で出会った、身近な話題を追っていきます。

今回が第1回、一ヶ月に一度、新しい話題を提供する予定です。

VOL.1 高速道路は羊の牧場

 中国人には行列の習慣がありません。マルクス主義者でさえも行列を教えることができなかったわけですから、相当根強い習慣ということになります。その習慣が運転マナーに如何なる影響を及ぼすか、中国でクルマに乗るとそれは一瞬で理解できるはずです。それが、大都市でも北京・天津など経済開発度の低い地域に行きますと顕著に現れます。朝夕のラッシュ時には交差点は自転車と歩行者とクルマで埋まり、各々が信号を無視して交差点に入り込みそこで渋滞です。

 私の工場のある天津では信号がほとんど無い事もあり、大きな交差点では必ずと言っていいほど警官が交通整理をしています。しかし警官の指示を守るのは、クルマだけ、自転車と歩行者は完全に無視していますので、やはり大渋滞が発生します。前が進まないと反対車線を走り始めます。従って反対車線も完全にクルマの交通が止まってしまいます。しかし、不思議な事にラッシュ時が済むと何事も無かったかのように又、雑然とした中にも交通が復活するのです。

こんな事に今ではもうほとんど慣れてしまいましたが、そんな中でどうしても許せない3つの事があるのです。  

                                    (写真:外灘 [バンド] に立つ筆者)v1masato.jpg 上海・外灘の筆者 

つづく     


次号 「 Vol.2  なんでなくなるの? 」  ('96/Sep./15 掲載)
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